- 自分はインフラ運用としてずっとやってきて、運用する中でこういうツールがあったら便利だなとか運用が楽になるな、みたいな思考でずっとキャリアを築いてきて、気がついたら運用技術の研究者としてミドルウェアやインタプリタ、カーネルを弄るようになっていて、随分と来てしまったなと思える。
- ただ変わっていないのは、インターネットの運用技術をどうより良くできるか、の一点で、これは自分が技術に取り組む決定的な動機の一つなので、これは今後もずっと変わらないだろう。
- 運用技術を研究開発する原体験となったのは、26歳の時に開発したmod_process_securityとmod_vlimitだろうなと思う。これらは最初は社内のシステム向けに作っていったけど、もっと一般化して誰でも使えるように抽象化レイヤーを上げられるんじゃないかと考えて実装したソフトウェア。今もメンテしてる。
- このあたりは山登り/川下りキャリアとイメージすると良いらしい
これは「川下り型」のキャリア構築。多くのエンジニアにこのスタイルを参考にしてほしい。
— ギリジン (@grgrjnjn) 2020年7月8日
遠くの高い目標は掲げなくてもいい。自分の価値観を軸にして目の前の課題に一所懸命に取り組む。目の前に現れた仕事に流されながらも1つ1つに結果を出しているうちに素晴らしいキャリアを築くことはできる。 https://t.co/QJ3ak1wvUB
近年キャリア教育という名目で、山登り型だけが正しいキャリア形成でかつ子供のうちからどの山に登るか決めて脇目も振らないのが正しい、という教育がなされているのは有害だと思ってます。
— 齊藤明紀 (@a_saitoh) 2020年7月8日
- これらは仰る通りですね。企業のエンジニアのキャリアを考える中で、どうしても企業への短期的な貢献を前提に目標設定しまい、自分の価値観や興味が二の次になってしまうことが一つ要因として関係してるかなと思います。価値観ややりたいことと中長期での企業への貢献をうまく重ねる戦略を練ることが大事ですね。と思っている
- 一見中長期の目標をたてるみたいな山登り系に読めるけど、結局自分のやりたい、楽しい、意義を感じる、価値観、みたいなものを軸に仕事をなしていくことは川下りであるし、それを仕事野中で会社や社会に還元できるとよりそういうキャリアを継続できるだろうから、そういう戦略を会社と話ながら練るのが大事だろうなと思える
- 今日は研究所の定例MTG
- tcprivのupdateを研究報告
- この辺のserver.cを見せるとサーバ側のユーザランドでやりたいことはわかるだろう
- 接続元でTCPオプションヘッダにカーネルモジュールで書き込む処理はこの辺をみると良さそう https://github.com/matsumotory/tcpriv/blob/master/src/tcpriv_module.c#L131
- 今日もゆううきさんとおしゃべりしていたけど、研究においてどういう意味を持って実サービスで評価するかというのはとてもむずかしい
- twitterに切り貼りしてまとめた
研究所定例でゆううきさんに言われて思い出した資料。我々のようなインターネットと運用技術分野での研究組織設計で結構大事だなとここ数年思っていること。 pic.twitter.com/xJfmHzHgXz
— Ryosuke Matsumoto / まつもとりー (@matsumotory) 2020年7月8日
これらをもうちょい適切な研究所設計としてまとめるとこんな感じ。 pic.twitter.com/6cSx2x9QeR
— Ryosuke Matsumoto / まつもとりー (@matsumotory) 2020年7月8日
- Tamashii Features 2020の参加記念品が届いた
参加記念品きました pic.twitter.com/RFMlUa7Esb
— Ryosuke Matsumoto / まつもとりー (@matsumotory) 2020年7月8日
- アイアンマン、野田さんに見えてきた
野田さん pic.twitter.com/5WPpDx6GaZ
— Ryosuke Matsumoto / まつもとりー (@matsumotory) 2020年7月8日