社内研究会をしたり研究MTGに参加したり引き続きMiddlewareに参加して思うことをつらつら

  • さくらの社内研究会の司会をしたりしていた
  • ゆううきさんの最近の取り組みの話で,大変おもしろかった
  • よく考えるとパケットの異常検知で時系列解析を昔勉強していて,とはいえ,この異常検知が本当に現実の問題を解決しているのか,有効なのか,というふうに疑問を感じて社会人になった記憶があって,それをまさにちゃんと問題意識を持った上で,よりMLの専門性を持つつるべーさんと連携して研究を進めていることに,これは昔あこがれた研究にひとつだなと思えてしみじみした

  • 客員研究員としてお手伝いしてる研究MTGでは,国内の研究会や国際会議に参加する中での感想やこれから国内で取り組むべき研究体制の話などをしていた
  • やっぱりトップカンファレンスは現実の問題や現実的にどれぐらい効果があるか,その緻密な評価をしっかりみるので,そこにちゃんとアプローチしてやらないといけないと思うし,自分の関係者はそれをしっかりやって,シンポジウムで賞を総なめするなどができるようになってきているし,僕は随分と深くアカデミアにも関わってきてるものとして,しっかり内部からも体制を変えていかねばなと思った
  • 一方で個人的には研究において海外志向が強いので,国内でどこまで変えるべきか,そもそも海外で活動していけば良いのでは,みたいなところのさじ加減はあるので,そのバランスをとりつつも,母国語で議論できるメリットは強く期待しているところもあるので,できる限り国内でもしっかりアカデミアと民間が連携して,リアルシステムに意義のある研究をやれるようにしたい
  • 今IPSJやIEICEの先頭で頑張っている先生がちょくちょくドキュメントを出していて,その中でも随分とエンジニアと一緒にやっていきたいという話がでてきており,自分にの問題意識とも共通するところがあるので,上からと下からでいい感じに業界に影響を与え,変えていきたい.
  • そういういみでもIOTSで賞を企業関係者がほぼ総なめしたことについては,結果もおいついてきたので良い根拠になってきている
  • MLやAI,数理モデルがIOT文脈で必要になってきていることは国際会議や国内でも現場に目を通せば明らかで,そういう研究を今の国内の運用に関わる研究者がしっかり査読できるかというとそうとは言えないのが現状であるので,そこも以前から問題意識があることもあり,しっかり編集委員にそういう人がちゃんと入って評価できる体制を作っていけると良いなと考えておりそれも進めたい
  • しかも今参加しているACM MiddlewareのARMワークショップのキーノートではその重要性を唱えていて,かつ20年それをやってきているという話なので,当然僕らもしっかりやっていくべしだし,その中でも学際的研究の重要性も唱えていたので,企業と研究が協力しつつも,他分野と連携しながらやっていくことがとにかく僕の問題意識とも一致して答え合わせになっているという状況なのであった

  • ACM Middleware 2020ではようやくメインのリサーチセッションがはじまった
  • 得に最初の研究発表がFaaSのFastContainerそのものだったので,slackでコメントしたりした
  • すでに読んでいたらしいけど,それだったら引用しておくべき内容なのではないかなぁと思った
  • 今日のリサーチセッションも多種多様なミドルウェアに関するネタが多いので幅広く話が聞けそうで楽しみ

  • といいつつ明日から横浜旅行なので身体は壊さないように早めに撤退するよてい
  • 寝る時間がさらにずれて少し頭痛がでてきているところ